〜産地レポート〜

マルタの営業部社員が各産地への出張で把握した産地の状況をレポートします。

■夏野菜は順調、果樹に個人差――長野県

長野県地方は、春先の低温により畑の準備が遅れた地域もありましたが、その後の天候は回復し、レタス類やホウレンソウなどの夏場野菜の出荷が順調に始まっています。マルタの夏場野菜の中心産地となる川上村周辺においては、最盛シーズンの到来とともに、皆様忙しく作業されていました。今後葉物野菜については、局地的な豪雨もしくは雹害などの突発的なことが懸念されるものの、8月中旬までの出荷は比較的順調に推移するものと思われます。

果樹地域においては、開花前後に低温の影響を受けており、品質面での地域差・個人差が懸念されます。ブドウ・リンゴの中心産地となる上田地方では、梅雨時期の雨が比較的多く、生育及び玉伸びは比較的順調に推移していますが、リンゴのサビ果・種ありの「巨峰」のほか、特に9月以降に出荷する露地物の品質が心配されています。南部のナシ産地では、雨の状況・生育状況は比較的平年通りで進んでいます。春先の凍霜害を受けた「南水」において、収量・品質の影響が出るだろうと見込まれています。

■極早生ミカン出荷は例年通りの見込み――九州各地

6月25〜26日、イチゴの反省会も含め、九州の産地をまわりました。今年の柑橘は裏年ということもあり、早生ミカン以降どの産地も玉成りが少ない状況でしたが、極早生は例年どおりの出荷ができそうな状況でした。

また、長崎県島原市にて今季のイチゴの反省会を開催しました。不況で価格が低迷する中、非常に厳しい販売状況でした。今季より品種を「豊の香」から「さがほのか」へ大幅に移行しましたが、数量的には昨年に比べ約1割多く出荷することができました。作りやすく、また出荷数量も大幅に上下することのない、取扱いやすい品種ではないかと感じました。

■新顔パインが人気――沖縄県

6月4〜5日に、アグリオキナワの農園ファイミールの池村さん(西表島)にイオンのグリーンアイ監査を受けていただき、無事終了しました。お忙しい中、ありがとうございました。


パインの花。
紫色が美しい

プカラス農園の座喜味さん(宮古島)、サニー沖縄の當銘さん(石垣島)では6月15日頃よりアップルマンゴーの出荷が始まりました。8月上旬までの出荷ですが、今年のピークは例年よりも7〜10日程早く、7月上~中旬の見込みです。

パイナップルの出荷は5月、6月が最盛期で、新顔品種が人気です。まずピーチパイン(ソフトタッチ種、沖縄県開発品種)は桃の香りをもっと南国風に魅惑的にした甘い香りで、特に完熟した5~6月のものは、毎日食べても飽きないおいしさです。果肉は白桃のようなクリームホワイトで、600〜800g前後と小ぶりのサイズが可愛らしく、お土産用としても人気です。


ハイビスカスも花盛り

また、ティーダパイン(ティーダは沖縄の方言で太陽という意味)は當銘さんが給食向けに7年かけて商品化したもので、逆に肩の張りがよく、1・3~1・7sの大玉で、可食部の大きさ、酸味と甘味のバランス、ゴールドに輝く果肉の色の良さは抜群です!

果物の少ない4〜6月に、とても力強い南国フルーツです。

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